メールマガジン「1970年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」
バックナンバー図書館 05月08日号

1970年05月08日号

発行・2001年05月08日

★☆☆☆☆☆☆☆ 31年前の「今週」をお茶の間感覚で再現 ☆☆☆☆☆☆☆★
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┃ ♪1970年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね♪ 19号
 ┃ ─────────────────────────────
 ┃       <1970年05月08日の人権派弁護士の会話>  
 ┃         いくら犯人でも、射殺はないよなー。
 ┃ ─────────────────────────────
 ┃    presented by 「道草オンラインマガジンonfield」
 ┃           http://www.onfield.net/
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★

◆今週の新聞一面見出し◆(1970年の朝日新聞より)

5/08 公労協スト 回避へ調停工作
5/09 米国、反戦行動で緊張 各地で警官と衝突
5/10 カンボジア侵攻 自民内に対立
5/11 米政府、反戦集会の最悪事態は回避
5/12 全国に石油パイプ網 基本構想まとまる
5/13 ライフル男、客船乗っ取る(シージャック事件)
5/14 政局の焦点 安保期限切れに

◆今週の覗き見ニュース◆(1970年の朝日新聞より)

◎万博・オーストラリア館の寄贈話

オーストラリア首相が、会期終了後は三重県四日市港に万博・オーストラリア館を寄贈すると発表。四日市港とシドニー港が姉妹港の関係にあるため。微笑ましい話題として書かれた記事ですが、後に、移築費が何億円もかかることがわかり、三重県は頭を抱えることに。オーストラリア館は、まんまと撤去費用の節約に成功した、っちゅうことですかね。

◎お土産の「万博おこし」中身は新聞紙?

山口県柳井市の男性が万博みやげにもらった粟おこし、中を開けてみると、古新聞紙。実は見本品だったことがわかり、メーカーは「これからは見本品とわかりやすいようにします」と反省。

◎次は「海洋博」

通産省は、復帰後の沖縄県で昭和48年または49年をめやすに「海洋博覧会」を開催したいと構想。海洋開発への高まる期待と、復帰に伴う沖縄振興の問題が絡んだこの構想でしたが、昭和48年に起こったオイルショックの粛正ムードをまともにかぶり、開催は昭和50年7月からに延期されました。大阪万博で満腹気分だった国民は「また博覧会やるの?」とそっぽ。

◎ラッシュアワーに対抗

東京・町田の団地に住むサラリーマンが、胸ポケットの万年筆が折れるほどのスシ詰めラッシュアワーはもうご免と、バスを借り切って東名高速道路で都心へ通勤するプランを発想。これを推進する「通勤友の会」(仮称)は、「住民運動にまで持ち込み、座って新聞を読みながら通える環境を作りたい」と意気軒昂。この話題、後になって、ややこしい問題に発展していくのです。

◎参院選全国区に立候補するタレント物色

来年7月の参院選に向けて、各党では候補者探しに躍起。新聞記事では、自民党について「あげくのはてには有名女優までも」とタレント探しを皮肉混じりに書いていますが、この「有名女優」は、扇千景サンのことかも。 ちなみに前回の参院選全国区で、得票1位は石原慎太郎、2位は青島幸男でした。そういえば31年後の今も、同じようなタレント探しが行われているような……。

◎全財産奪われた生活保護の老女

生活保護の支給を受けている老女、こつこつ貯めた全財産16万円入りの「貴重品袋」を男性にひったくられ、がっくり。新聞記事に掲載された、本当に「がっくり」した表情の写真が胸を打ったのか、全国から寄付金が殺到しました。 おばあちゃんは、「これだけ寄付をもらって生活保護をもらうわけにはいかない」と生活保護支給を自ら辞退。集まったお金は16万円以上だったようで、地元警察署は16万円を本人に渡し、残りは署が親代わりに預金することになったそうです。

◎天災を人工的に制御する研究を

気象庁が、落雷や台風、豪雪、ヒョウ、濃霧などを人工的に制御するための研究を開始。「月旅行も昔は夢だった。必ず正夢にする」とヤル気まんまん。台風コントロール班、雷、ヒョウ、雷撃退班、霧封じ込め班の3チームに分かれて。 無駄な努力だと思うけどなー。

◎消防団員が放火したワケ

都内某区で不審火が続々発生。捕まえてみれば、犯人は地元の消防団員だった。昔から、放火が起きると夜警をする習慣があり、夜警後の炊き出しや振舞酒が楽しみで放火したんだと。こらー。

◆今週の新聞広告◆

◎初めての電子ジャー

これが初めての電子ジャーだったようです。象印の広告。
http://www.onfield.net/melmag/70/0508/1.html

◎サインは殺虫剤?

「サインはV」で人気絶頂の岡田可愛が、害虫にアタック!
http://www.onfield.net/melmag/70/0508/2.html

◎商品とタレント写真の不似合い

よけいなお世話ですが、「写真アルバムを買って旅行を当てよう!」のさわやかなキャンペーンで、この写真はないんじゃないかと。いえいえ、ピーターさんには責任ないんですよ。
http://www.onfield.net/melmag/70/0508/3.html

◆今週のテレビ番組◆

◎かみ合わない三世代の会話

5/13のフジテレビ、夜7時半からの「スター千一夜」のゲストは、左十全と皆川おさむ。後日、番組をプレイバックした記事がありましたので、これをもとにムリヤリ再現してみましょう。司会は石坂浩二さんです。
石坂 「皆川クンは今度英語でも『黒ネコのタンゴ』を出したんだよね。歌詞の意味は同じなの?」
----白いピアノに寝そべっていた皆川、邪魔くさそうに起きあがって、
皆川 「さー、ワカンナイ」
石坂 「(気を取り直して)左さんは『黒ネコのタンゴ』ご存じでしょう?」
左 「んあ? いや、全然」
----石坂、頭をポリポリ。
石坂 「ネ、皆川クンは『老人と子供のポルカ』聞いたことあるよね?」
皆川 「あるよ。ズビズバ、パパパヤ〜」
石坂 「ははは、皆川クンの方が巧いねえ。ところで左さん、あの歌は世間を批判したプロテストソングとも言われていますが?」
左 「んあ? そんなことは、作者に聞かないとわからんな」
----皆川、つまらなそうに足をぶらぶら。
石坂 「では、あのゲバゲバって、どういう意味なんです?」
左 「んあ? 何か意味あるの?」
この番組を評した記事のタイトルは、「演技せぬスターの魅力」でした。ぷふっ。

◆ブロマイド売上ベスト5(男性・グループサウンズ編)◆

マルベル堂調べによる4月度のブロマイド売上ベスト5。今回は男性編とグループサウンズ編です。

【男性・俳優】1 桜木健一
       2 高倉 健
       3 森田健作
       4 千葉真一
       5 菅原文太
【男性・歌手】1 フォーリーブス
       2 ピーター
       3 森 進一
       4 三田 明
       5 永田英二
【グループサウンズ】1 ザ・タイガース
          2 ピンキーとキラーズ
          3 オックス
          4 ザ・テンプターズ
          5 ピーターズ

■■■■ 「1970年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」19号
■■■  2001/05/08発行     発行部数:685部(5月1日現在)
■■   発行者:建野友保 (tom@onfield.net)
■    道草オンラインマガジンonfield: http://www.onfield.net/


前号<--
-->次号
図書館トップページへ