メールマガジン「1970年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」
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1970年10月16日号

発行・2001年10月16日

★☆☆☆☆☆☆☆ 31年前の「今週」をお茶の間感覚で再現 ☆☆☆☆☆☆☆★
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 ┃ ♪1970年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね♪ 42号
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 ┃       <1970年1
0月16日のおばあちゃん>
 ┃    「102階のビルだって? あたしゃ、ごめんだよ」
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 ┃    presented by 「道草オンラインマガジンonfield」
 ┃           http://www.onfield.net/
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◆今週の新聞一面見出し◆(1970年の朝日新聞より)

10/16 予防接種 事前に健康診断を
10/17 都市の自動車追放へ 無人交通、来春から実験
10/18 東洋工業とフォード 来月、提携に調印
10/19 首相、ニューヨーク着 「北方領土」を訴える
10/20 ニクソン大統領の訪日 会談で招請
10/21 BHCとドリン系剤 稲作に全面禁止
10/22 四次防 規模、年間一兆円を越す

◆今週の覗き見ニュース◆(1970年の朝日新聞より)

◎ビバ! 堕胎天国?

地球人口の抑制をテーマとした国際家族計画連盟の大会が日本で開催され、「中絶天国・日本の人口抑制策は革命的」とべたほめ。「日本の医師は優れた中絶技術をもっている」と賛辞されたそうで、普段は人権問題から非難されていた医師たちは複雑な心境だったとか。

◎ビデオデッキの代わり?

松下電器は、テレビ画面を10秒で写真プリントにする「スナップショットテレビ」という商品を発表。テレビを見ていて、ここぞという時にスイッチを押せば、7×5センチのプリントになるという。 ビデオデッキ登場前のこの時期、「あの画面を何とか残したい」という切実な願望を叶えた商品ともいえますが、「ここぞ」という時にスイッチを押すと、その瞬間、画面が変わったりしてねー。

◎またまた珍商品

松下電器は、相手と電話で話をしながら図も送れるという手書き電送電話「ライターホン」を開発。これは、機械に用意された「手書き版」に説明図などを書くと、そのまま相手のブラウン管に図が現れるという代物。ただし、当時の電話法規では一般の電話回線で送れず、構内電話通信用とのこと。 ファクスが普及すれば、まったく必要のない商品ですねー。

◎道路標識を勝手に

カリフォルニア州に住む主婦のカーラさんは、自宅前の道路を猛スピードで走る自動車にハラハラ。当局に取り締まりを依頼したが却下され、やむなく自分で「時速15マイル」と道路に書いた。結局は道路管理者に消されてしまったが、気持ちはわかる。 でも、見晴らしのいい道路を走っていて、急に「時速15マイル(約24km)」なんて書いてあったら、急ブレーキを誘って、かえって危なそう。

◎覚えていますか? この外国人選手

毎年のように新顔の外人選手が登場するプロ野球。ましてなじみの薄いパ・リーグだと、選手名さえも知られない場合も多いはず。さてさて、次に挙げるのは、1970年に外人選手枠で出場したガイジン選手たちを打率の高い順に並べたもの。規定打席不足だった(つまり、ろくに使ってもらえなかった)選手も半分います。あなたは何人覚えていますか?
    選手名      打率  本塁打
●アルトマン(ロッテ)  .319   30 
●ロペス(ロッテ)    .313   21 
●ポインター(西鉄)   .260   22 
●ミラー(中日)     .257   24 
●ボレス(西鉄)     .254   28 
●カークランド(阪神)  .250   15
●バレンタイン(阪神)  .246   11 
●ジョーンズ(南海)   .244   33
●ロバーツ(ヤクルト)  .238   19
【以下、規定打席不足】覚えていたら、あなたは凄い!
●ヤクルト……チャンス   ●阪急……エメリー、カストロ
●大洋……セルフ      ●南海……ワシントン
●中日……パピー      ●東映……モートン
              ●近鉄……テハダ、サントス

◎「月平線」とは?

来年の教科書に「月平線」という言葉が登場。何のことかといえば、月の地平線のこと。地球だから地平線、月なら「月平線」というワケで使われた。
試しに「広辞苑」を見てみると、この言葉はもうありませんね。英語では、月の地震を表す言葉として「月震(たぶんmoonquakeかな)」という言葉が生まれていたそうな。 しかし、水星なら「水平線」になってしまうんですけど……。

◎エンパイアステートビル、世界第二位へ

40年間近く、高層ビル世界一の座についていたエンパイアステートビルが、ついに2位に転落。1位に躍り出たビルは同じく102階ですが、高さは1.2m高い376.2m。19日に鉄骨が屋上まで組み立て終了したため、トップの座が交代したというワケ。ただ、最近の景気後退で、入居希望が少なく、ビル側はやっきになって入居を勧誘しているのだとか。
ところで、このビルの名称はみなさんも薄々お気づきのはず。そう、1カ月前に大惨事が起きた、あのツインビルでした。当時の情報の真偽は不明ですが、実際は110階建て・417mだったわけですね。
●リンク「超高層ビル情報」
http://www.asahi-net.or.jp/~nm6f-nkmc/

◎ウーマンリブ、日本上陸

21日の国際反戦デーに、ウーマンリブ(女性解放)を唱える女性たち200人が登場。竹竿を持ち、赤や黒のヘルメット姿で銀座をジグザグ行進し、「おんな解放」「闘争勝利」のシュプレヒコール。「男は締め出せ」の気勢に、機動隊も報道カメラマンもタジタジだったとか。この年、6月にアメリカで産声を上げたウーマンリブ運動、いよいよ上陸の日でした。ちなみに中ピ連結成は1972年。

◎統一協会の結婚式に

ソウルの体育館で、統一協会の集団結婚式が行われ、日本人231組を含む777組が結婚。それはそれとして、新聞によると会場には岸元首相のメッセージが流れ、笹川良一氏が来賓として参加していたのね。ふうん。

◎衝突しても死なない「安全車」

アメリカの高速道路安全局の博士が、「遅くとも77年までには、時速80キロで衝突しても乗っている人が死なずに済むようになる」と予言。詳細は明かさないが、すでにこのような「安全車」を3台開発したのだとか。これって、エアバッグのことかな?

◎「ダメおやじ」登場

雑誌「少年サンデー」で、「ダメおやじ」(作・古谷三敏)の連載がスタート。連載開始のあおり文句は「なにをやってもバカにされ、おやじの権威はメッタメタ!! 世にもあわれな、ダメおやじ!!」。 一回目は「ダメな日曜日」の巻。物音に気づいて起きたら、家族は朝ご飯を済ませ、おやじの分は残っていない……というシーンが最初でした。おやじの権威が本当に失墜した今なら、笑えないギャグ。

◆今週の新聞広告◆

◎公害時代の広告

「企業は公害をまき散らす」との印象を払拭するために、この年はイメージ広告がたくさん登場しました。「モーレツからビューティフルへ」も、結局はその一つだった、といえるかも。
http://www.onfield.net/melmag/70/1016/1.html

◆今週のテレビ番組◆

◎「ヤングおー!おー!」

10/18日夜6時から東京12チャンネルは「ヤングおー!おー!」。桂三枝、笑福亭仁鶴、月亭可朝、やすし・きよし等々、おなじみのメンバー。毎週のように見ていたはずなのに、内容をあまり覚えていないなあ。

◎元祖「遠くへ行きたい」

10/18日夜10時半から日本テレビは「六輔さすらいの旅 遠くへ行きたい」。4日から始まった新番組ですが、これが長寿番組「遠くへ行きたい」の始まりだったんでしょうね。放映曜日は今と同じ日曜日ですが、時間帯が夜だったとは。永六輔さんは、その後も提供会社のコマーシャルには登場し続けました。

◎野菜シリーズ?第一弾

10/22日夜10時からNETテレビ(現テレビ朝日)は、森繁久弥主演のホームドラマ「だいこんの花」がスタート。脚本は、石立鉄男のシリーズでもおなじみの松木ひろし。これが「野菜シリーズ」の第一弾だったそうで。

◆今週の流行歌◆

今週はオリコンのランキング。10/19付けのベスト5です。

1 男の世界(ジェリー・ウォレス)
2 京都の恋(渚ゆう子)
3 手紙(由紀さおり)
4 走れコウタロー(ソルティ・シュガー)
5 噂の女(内山田洋とクールファイブ)
【出所】『ORICON No.1 HITS 500 1968〜1985』(発行/クラブハウス)より

いよいよ登場、男性化粧品・マンダムのCMソング「男の世界」。ジェリー・ウォレスはカントリー&ウエスタンの歌手で、日本では全く無名の存在。なぜ彼が起用されたのでしょうね。

■■■■ 「1970年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」42号
■■■  2001/10/16発行     発行部数:878部(10月09日現在)
■■   発行者:建野友保 (tom@onfield.net)
■    道草オンラインマガジンonfield: http://www.onfield.net/


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