メールマガジン「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」
バックナンバー図書館 02号(1月上旬号)
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1980年1月上旬号 |
発行・2002年01月08日
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22年前の「今」をお茶の間感覚で再現 ★★☆☆ 1月上旬の「世の中」ダイジェスト ☆☆★★ ◎保守・革新逆転か? 自民党のハラハラドキドキ ▼前年末の「ソ連アフガン軍事介入」の続報相次ぐ。西側諸国は駐ソ大使を召還するなど対抗手段に。アメリカはソ連軍と戦っている現地ゲリラに軍事支援を検討。▼社会党・公明党の両党が「連合政権構想」で合意し、これに民社党も参加。ただし共産党は除くとの申し合わせで、共産党は構想を非難。▼政府は石油消費7%削減をめざして「暖房18度以下、4月からテレビの深夜放送自粛、ネオンは夜10時で消灯」などを決定。暗ーいオイルショック余波。 ★★☆☆ ニュースかわらばん ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) ◎モスクワ五輪展望 1980年はオリンピックイヤー。冬季五輪がアメリカ・ニューヨーク州で、夏季五輪がモスクワで開催されるとあって、正月の紙面ではワクワクムード。マラソンで金メダルが期待されている瀬古選手のレース展開架空実況なども掲載されていました。瀬古選手は箱根駅伝に早稲田大学生として出場し、区間新を記録して順調な仕上がりをアピール。柔道の山下選手は正月返上で強化合宿中。
◎1979年のレコード大賞は 大賞はジュディ・オング「魅せられて」。最優秀新人賞は桑江知子「私のハートはストップモーション」。最優秀歌唱賞は小林幸子「おもいで酒」。桑江さん、お元気ですか? ◎タレント脱税指南 演歌歌手のあの人、有名俳優のこの人など、みんなが知ってるタレントが相次いで脱税していたことがわかり、ぞくぞく修正申告。いずれも某税理士が指南していたことが判明しました。そういえば最近も、プロ野球選手で同じような出来事がありましたよねえ。プロ野球選手は社会的な制裁も受けましたが……。
◎すごい座談会 正月につきものの新聞付録。テレビ・ラジオ番組特集では、巻頭に著名な脚本家がずらり登場して座談会を実施。倉本聰さん、橋田寿賀子さん、向田邦子さん、山田太一さんの4人です。すごいメンバーですねえ。たぶん、後にも先にもこんな豪華な顔ぶれはなかったはず。
◎さだまさし大ブーム 新聞紙面で見開きにわたって「やさしさ党ほのぼの派の旗手・さだまさし」さんの特集。前年発表したシングル「関白宣言」はミリオンセラーで、自ら社長を務める4社の年商は百億円。社員旅行にはアメリカへ渡ったのだとか。 ◎引田天功さん、死亡 1963年から始めた「脱出シリーズ」で一躍人気となった天才奇術師が、大晦日の夜にわずか45歳で死亡していたことが判明。あ、これは先代の引田天功さん(男性)ですよ。 ◎中流だけど幸せ感が薄い日本人 余暇開発センターが海外の調査機関の協力をあおいで行った、主要13カ国での意識調査の結果。日本では「9割が中流意識」とも言われていましたが、各国ともだいたい同じ結果だったことが判明。ただし、現在の幸福感について尋ねられると、英国、米国、カナダ、オーストラリアなどでは「とても幸せ」または「かなり幸せ」と答えたのが80〜90%だったのに対して、日本ではわずか57%。また、「自分と国家との関係」について「考えたことがない」とする人は、日本人で62%とぶっちぎりの1位。 ◎リニアモーターカー80年代半ばに営業運転? 国鉄(今のJR)が1962年に研究を開始し、1970年の万博では模型を展示、これまで230億円の研究費を投じてきたリニアモーターカー。いよいよ有人実験をはじめ、国民が望むのなら80年代半ばにでも営業運転ができるとか。 ◎光通信は宗教から 意味深なタイトルをつけてしまいました。光ファイバー網によって空調や防災管理などを一元管理するシステムを、静岡県熱海市の某教団本部ビルで初めて導入。これが光通信の、日本での初めての実用化だった模様です。
◎デジタル表示腕時計が主流に 数字で時刻を表示する「デジタル・リストウォッチ」が、ついに「アナログ式」を上回ったようだと、時計協会が発表。1978年まではアナログ式が優位でしたが、79年秋から単月ベースで逆転。デジタル式は対前年で9割を超す伸びだとか。
◎謎の素顔に迫りすぎ? マンガ「タブチくん」が1979年に映画化され、大人気の漫画家・いしいひさいち氏。一切の取材に応じないため、その素顔は今も謎ですが、紙面に「ナゾの素顔を探ると」と題するルポ記事が。本人が一切取材に応じたくないと言っているのに、自宅へ行くわ、実家で両親を捕まえるわ、今はなき「フォーカス」のような取材記事。 ◎立ち小便は健在? 道路でおしっこするのは、恥ずべき行為だ、との意見が読者投稿のコーナーに。文明国人として情けないと、激しい口調で。そういえば、最近、立ち小便している人をほとんど見かけませんねえ。過渡期はいつだったんだろ。 ◎派出所でテレビ厳禁へ 京都府警では、府下の全派出所でテレビを見ながらの「ながら勤務」を追放すると宣言。これに対して、当のお巡りさんは「休み時間くらいはいいじゃないか」と猛反発。今はどうなっているんですかねえ。お巡りさんの姿が派出所にないことは多いですが、ひょっとして奥でテレビ見ているの? ◎電電公社の「カラ超勤」 年額500〜600億円 電電公社(今のNTT)で、現実には働いてもいないのに超過勤務手当をボーナスで払っていたことが発覚。国会議員が電電公社の黒字をねらってパーティ券購入を迫っているとの情報もあって、問題に。後日続報があり、労使の密約で20年以上も支給していたのだとか。 そんなことやってて20数年後にリストラされても知らないよー。 ◎モハメド・アリが大統領候補? アリ選手が、アメリカ次期大統領選挙でカーター支持を表明。しかし、ホワイトハウス前にいた群衆に向かって「数年後には黒人大統領を。人気のある私は有力候補だ」とブチ上げる。結局、売名したかったのかな。 ◎ビッグな「エー」 流通革命の旗手となるはずだったスーパーマーケットが「必ずしも安くないじゃないか」との批判に応えて、ダイエーの中内社長は新業態の「ビッグ・エー」を展開。大型店舗への規制の網をくぐった小面積の店内には、段ボールのまま積み上げた商品が。この店舗名、「ダイエー」の「ダイ=大」を英語にして「ビッグ・エー」としたもの。 ★★☆☆ 当時のテレビ欄から ☆☆★★ ◎井上陽水さんテレビ初登場 1/5夜10時からフジテレビは「1st 陽水スペシャル」。この日が初めてのテレビ出演、といっても武道館コンサートの録画ですけどね。番組のなかで、井上陽水さんの生い立ちを描いたアニメも放映されたよう。どんなアニメだろ。 ◎タモリさんが「ザ・ベストテン」に? 1/10夜9時からTBSは、「ザ・ベストテン」。久保田早紀さん、クリスタルキング、ばんばひろふみさん、ツイスト、敏いとうとハッピー&ブルーなどと共に出演したのはタモリさん。アルバムを何枚か出したのは知っていますが、シングルも出したのかなあ。 ★★☆☆ なつかし新聞広告 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) ◎クロサワ映画最後の名作? いよいよ公開近い「影武者」の前売り開始広告。映画はまだ完成していないようですが……。
◎今日から司会だそうです。 今は古館伊知郎さんが担当しているあの番組の司会に、この人が。
★★☆☆ あの人の「ひとこと」 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) 「場所は死火山です。上空からアドバルーンでスピーカーを吊し、音を流しますね」(冨田勲さん) ……シンセサイザーによる「展覧会の絵」「惑星」が全米アルバムチャート一位を記録、米「キーボード」誌の79年人気投票でも唯一日本人としてチャートインしていた冨田勲さんが、連載コラム「初夢'80」で披露したコンサートの構想でした。
★★★ 「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」02号
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