メールマガジン「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」
バックナンバー図書館 21号(10月下旬号)
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1980年10月下旬号 |
発行・2002年10月15日
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22年前の「今」をお茶の間感覚で再現 ★★☆☆ 1980年10月下旬の「世の中」ダイジェスト ☆☆★★ ◎またまた値上げなの? ▼政府が名古屋五輪の招致を決定。1988年開催に的を絞って。▼巨人の長嶋監督が辞任。次期監督に藤田元司さん。▼封書とはがきの郵便料金値上げが決まる。はがきは20円から今年度中に30円、来年度は40円へ。▼消費者物価指数が、オイルショック後最高の対前年8.9%上昇と発表。 ★★☆☆ ニュースかわらばん ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) ◎「へそ」の奪い合い 日本の中心地となる「へそ」はどこか? 「ウチこそ日本のへそだ」と各自治体が名乗りを上げているという記事を発見。これによれば、「日本中心の標」の石碑が立っている長野県辰野町、「日本の中心の市」をキャッチフレーズにした同県塩尻市、「ここ本州中央の地」の木製指標が立っている同県松本市など、信州方面に6カ所の自称「へそ」があるほか、兵庫県西脇市も「日本のへそ」を主張。国土地理院は気をつかってか、公式発表をしない方針だそう。
◎新幹線の座席がリクライニングに 国鉄は、これまで背もたれが固定だった新幹線普通席の座席を、11月からリクライニングにすると発表。そうか、当初は固定だったんだー。 ◎中国でのテレビ生産、そろそろ 日本の家電メーカーによる中国でのテレビ生産がスタート。日本ビクターを皮切りに、ここ1、2年のうちに日立、松下電器も開始の予定。当初は部品を送り込んで「組立」だけを行うものの、徐々に部品も中国国内調達に移行していくそうで。 ◎終日スーパーとは? 東京都足立区の「サンチェーン」で、売上28万円が奪われる事件。この「サンチェーン」はその後、ダイエーのコンビニ(ローソン)に吸収されるわけですが、この記事の見出しは「終日スーパー28万円奪われる」。「コンビニ」は、まだまだ知名度低そう。 ◎「首都高バトル」の前身? この年の9月頃から、都心の青山通りで土曜の夜に「カーレース」を始める若者が増えてきた、という記事を発見。どこからともなくスポーツカーが集まってきて、次の信号まで400mをダッシュして速さを競い合うというもの。一気に時速140キロ以上に加速できるよう、思い思いの改造を施していたそうで、猛烈な爆音にご近所さんは大迷惑。 ◎こちらは、功を奏した暴走族対策 暴走族の話題をもう一つ。東京は江戸川区の団地で、団地住民が結束し、暴走族追放をめざして見張りを開始。常設テントを立て、防犯用のちょうちんを持って近所を見回るという物々しさに、暴走族はすっかり影をひそめたそう。 現代にも通じるかどうか、興味深いところ。 ◎長嶋監督辞任 監督生活6年目の成績不振。その責任を取るかたちで、長島監督が突然の辞任会見。すでに次期監督は根回しが済んでいたようで、事実上の更迭でした。フロント入りも要請されたようですが、「グランド育ちの僕には不向き」と固辞したそうな。 ◎嵐寛寿郎さん死去 映画「鞍馬天狗」などで一世を風靡した名優、「アラカン」こと嵐寛寿郎さんが77歳で死去。女性との交際では、なかなか豪放なところを見せていたようで、これも芸の肥やしになったのでしょうね。 全盛の時期は知りませんが、大森一樹監督のデビュー作に出演していたのは印象的。 ◎北の国から始まりました 芸能家庭欄に、「一年二ヶ月かけて、じっくりドラマづくり」の見出しを発見。一年後の放映開始をめざして、名作「北の国から」のロケが始まったことをレポートした記事で、俳優をこれだけ長く拘束して作られるテレビドラマは珍しいと。
過疎化が進む富良野の麓郷の町、ロケハン時は人が住んでいたのに、収録開始時には無人になっていて、ここをロケ隊の休憩所に借り上げたそう。 ◎無料試食に人だかり 来春から開幕する「神戸ポートピア博覧会」のPRに、と地元の観光連盟が催した無料試食会に来場者が殺到。当初はマスコミ向けのPRを目的としていたものの、一般人にも参加を呼びかけたところ、2千人の枠に6万人が応募、狭き門に選ばれた主婦らは「食べなきゃ損」とばかりに、3千万円分の料理をあっという間に平らげたそうな。 ◎電話がタダになる機械、売れてます 長野県の某電子機器メーカーが開発した「マジックホン」という商品、特殊な電流制御システムによって、電話の発信側の度数計を動かさず、電話料金がカウントされないという夢のような仕掛けの代物。同年2月頃から秘かに訪問販売で売られていたようで、10月になってようやく電電公社が「告訴も検討中」とは、対応の遅いこと遅いこと。
何でも、これを取り締まる法律がないそうで、メーカーは「いい加減な料金計算をしている公社こそ問題」と開き直っているそう。 ◎電子体温計、登場 世界初?かどうか若干あやしいのですが、東芝がLSIを搭載した電子体温計を発売開始。とりあえず輸出向けで、間もなく国内でも発売を始めるとか。測定時間は「わずか2分」(ながー)。価格は一本9600円(たかー)。 ★★☆☆ 当時のテレビ(とラジオ)欄から ☆☆★★ ◎テレビ版「翔んだカップル」 10/17夜7時からフジテレビは、一部のファンから熱烈に支持されたテレビ版「翔んだカップル」。主演はもちろん桂木文さん。よく再放送されていたような記憶も。 ◎伝説の名作?がスタート 10月21日夜9時から日本テレビは、勝新太郎が主演・脚本・監督する刑事ドラマ「警視-K」。本当は半年間放映されるはずが、視聴率低迷で3ヶ月間に縮まってしまいました。玄人好みの見応えのある作品で、もはや伝説と化していますね。 ◎欽ちゃん3本かけもち 10/20夜9時からフジテレビは、「欽ちゃんの9時テレビ」。前週に始まった新番組で、「欽ちゃんのどこまでやるの!」(テレビ朝日)、「欽ちゃんの“ちゃーんと考えてみてネ!!”」(日本テレビ)とあわせ、9時台の番組が3本目。萩本欽一さん大活躍ですが、新番組の視聴率は10.1%(ビデオ・リサーチ調べ)と低調。 ★★☆☆ なつかし新聞広告 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) ◎いや、他意はないのですが 何となく気になった女性週刊誌の広告。 ◎「はぁーい」 ドラえもんに言われたら、言うこと聞くのかな。 ★★☆☆ ヒットチャート ☆☆★★(民放FMの「ポップスベストテン」より) 今回は洋楽。10/18付ランキングです。 1 コーリン・マイセルフ(エリック・カルメン) オリビアはもう一曲、ELOとのコラボレーションで「ザナドゥ」が6位にチャートイン。まだ捕鯨国がお嫌いのようで。 ★★☆☆ あの人の「ひとこと」 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) ◎永遠の「かわいい女性」 「ずうっと女優はやっていきたいわ。うん、子供も欲しい。(中略)子供を持つことで人間は何か変わるでしょ。テレビのカメラって、役の奥の自分自身が隠せずに出るものだし」(大原麗子さん) 藤竜也さんとの名コンビ作が記憶に残る女優の大原麗子さん。当時は、有名演歌歌手との新婚生活中でした。最近お目にかかる機会が少なくなりましたが、第二の八千草薫さんのような可愛い「おばあちゃん」になれるのではと期待しています。 ★★★ 「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」21号
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