メールマガジン「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」
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 20号(10月上旬号)

1980年10月上旬号

発行・2002年10月01日

          22年前の「今」をお茶の間感覚で再現
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┃1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね 20号
┃presented by 「道草オンラインマガジンonfield」

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★★☆☆ 1980年10月上旬の「世の中」ダイジェスト ☆☆★★

◎退職金受け取り作戦に非難ごうごう

▼判事の立場でありながら女性被告と交際していたことが明るみに出て罷免請求されていた男性が、町長選に突然立候補し、罷免される前に辞職した扱いとなって、退職金が支払われることに。罷免なら退職金は出なかったわけで、あからさまな作戦に国民怒る。▼北朝鮮で朝鮮労働党の大会が開かれ、金日成主席の息子である金正日氏を後継者とする新指導部が発表に。2002年の先日、小泉首相と会談したあの人が歴史の表舞台にデビュー。▼冷夏の影響でお米の作況指数が91(不良)と発表。後に88(著しい不良)に修正。▼山口百恵さんの引退コンサートで国民はテレビに釘付け。

★★☆☆ ニュースかわらばん ☆☆★★(1980年の朝日新聞から)

◎ノーキョーさんの節約で

日本航空の発表によると、9月の国内機利用者数は前年同月に比べて11%も低下。他の航空会社も軒並みダウンしたのだとか。その理由として分析されているのが、冷夏。要するに、冷夏で米の収穫量が少なくなりそうなため、農家の旅行(農協の団体ツアー)が減ったためだそう。ノーキョーさんの力って、強いのねえ。

◎命がけの観戦

川崎球場で行われていたプロ野球パ・リーグの試合、ロッテ対日本ハム戦で、とある選手が空振りしたバットがそのまま観客席まで飛んでいき、小学生が軽傷を負う「事故」が。ファウルボールが飛んでくることはあっても、バットが飛んでくるとは前代未聞のできごと。 とはいえ、防護用のネットが貼られていなかったみたいで、そりゃあ危ないよ。

◎一万円ウイスキー

ニッカウヰスキーが超高級クラスのウイスキー「フォーチュン80」=1万円を発売開始。シェア争い激しい業界の中で苦戦を強いられていた同社としては、高級志向のお客からファン獲得をねらったもの。 国内メーカーのシェア争いも重要ですが、もうすぐ輸入ウイスキーが攻勢をかける時代になりますね。

◎写真現像、スピード化の時代へ

一昔前なら、現像所を経由して仕上がりまで数日かかっていたカラー写真の現像。数年前から、店内の現像装置で手早く現像できることを「売り」にしたお店が増えてきた、という記事を発見。そうか、この頃から「現像まで一時間!」などを売りにするお店が増えてきたわけですね。今じゃ、デジカメ画像を自宅のプリンターで印刷できる時代ですけど。

◎対話する自販機

松下電器産業グループの松下冷機が、対話するカップ自動販売機を発表。赤外線センサーで人を感知して「いらっしゃいませ」「コーラですか」などと問いかけ、客が「コーラ」と言うと、「氷は入れますか」とさらに問いかけるという代物。最後は「カップはくずかごにお捨てください」と話すそうな。とりあえず展示会に出品し、反応によっては商品化する考えだとか。
先日、偶然にも同社を取材する機会があったので「これ、商品化されたんですか?」と聞いてみたところ、「うーん……」でした。

◎頭にはめるラジオ

一方、こちらはウォークマンが話題のソニー。同社が発表したのは、FM専用ラジオを内蔵したヘッドホン。記事に掲載されている商品写真によれば、ヘッドホンからアンテナが飛び出した感じの代物で、価格は22,800円也。こちらは実際に販売されましたが、さすがに売れなかっただろうな。

◎観客も参加のロックコンサート

聴衆がステージに上がってしまってコンサートが中止されることもあった70年代を経て、この頃は、ガードマンが睨みをきかせ、立ち上がることすら躊躇われた時代。ところが、そんな「慣習」を破るようなロックバンドが登場。このバンドは、聴衆を挑発してステージに招き、一緒に踊ったりしながらエキサイティングなステージにしていくというもの。
タブーを破る聴衆参加型のステージを続けていたのは、「アナーキー」という日本のバンド。調べてみたら、94年に再結成したようですねえ。

◎三つ子の再会

誕生して間もなく、別々の家に引き取られて生き別れとなっていたアメリカの三つ子の兄弟が、偶然の重なりで再会。その一人、ロバート君が大学で見知らぬ女性に「エディ」と呼ばれてキスされたのが発端で、同じ顔をした二人が再会。数奇な運命が放映されたテレビを見て、もう一人も名乗りを上げたのだとか。
まあ、顔が似ていれば、いつか出会えるという感じもするけれど。

◎高すぎるよー

ビデオデッキがまだ十分に普及していないこの時期、生テープ一巻でも数千円していましたが、もっと高かったのはビデオソフト。10/12に掲載された某会社の全面広告によれば、前年に放映されたばかりのNHK番組「山口百恵 激写/篠山紀信」は46分で25,000円。「ザ・ビートルズ/グレーテスト・ヒストリー」は60分で20,000円。映画「駅馬車」に至っては、95分作品で63,000円! 今では100分の1の値段でレンタルできるご時世ってわけですね。

◎おやまあ、大泉逸郎さん

「第3回民謡大賞」の開催を告知した新聞広告、全国各地の代表者の写真がずらりと載っているのですが、「誰か知っている人いないかな」と思って見てみたら、おやまあ、山形県代表で若き大泉逸郎さんの写真が。
そう、3年前に「孫」を200万枚ヒットさせた、あのお方です。この催しはテレビで生中継もされたのですが、結果はどうだったのかしらん。

★★☆☆ 当時のテレビ(とラジオ)欄から ☆☆★★

◎おお、あの3人が

10/1夜7時から東京12チャンネルは、特別番組で「たのきんスペシャル トシちゃん・マッチ・ヨッちゃんのすべて」。田原俊彦さんのデビューに続いて、間もなく近藤真彦さんもデビューしますよ。ちなみに翌2日からは「たのきん全力投球」(TBS)もスタート。

◎えっ、こんなのあったんだ

同じ時間帯の裏番組、日本テレビはアニメ「鉄腕アトム」。昭和38年から4年間放映された初めての国産アニメ「同」のリメイク版ですが、僕は全然覚えていませんね。先日のBSでのアトム特集でも、1980年放映のアニメは対象外でしたよね。案外、視聴率が悪かったのかな。 ところで最近、ハリウッドで映画化される?なんて噂を聞きましたが、ファンの皆さんの間では有名な話かしらん。

◎引退コンサート生中継

10/5夜7時半からTBSは、日本武道館からの生中継で「山口百恵さよならコンサート」。レポーターは久米宏さんでした。ちなみに裏番組、東京12チャンネルは「世紀のそっくり人間大集合・チャンピオン大会」。新聞番組欄の告知には、「友和もびっくり百恵が3人」の宣伝文句が。
フフフ、この日を狙った企画なのね。

★★☆☆ なつかし新聞広告 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から)

◎ちゃっかり、ビジュアルいただき

「ルービックキューブ」が大流行しているから、このようなメインビジュアルの広告が生まれたわけですね。
http://www.onfield.net/melmag/80/1001/1.html

◎太陽が計算するの?

いくら「ソーラー」ブームだといっても、このキャッチフレーズはないでしょうに。
http://www.onfield.net/melmag/80/1001/2.html

★★☆☆ ヒットチャート ☆☆★★(民放FMの「歌謡ベストテン」より)

今回は邦楽。10/11付ランキングです。

1 青い珊瑚礁(松田聖子)
2 パープル・タウン(八神純子)
3 さようならの向こう側(山口百恵)
4 順子(長渕剛)
5 私はピアノ(高田みづえ)

6位には「ジェニーは御機嫌ななめ」(ジューシィ・フルーツ)がランクイン。

★★★ 「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」20号
★★★  2002/10/1発行     読者数/2,128名(9/17現在)

★★★  発行者:建野友保 (tom@onfield.net)
★★★  道草オンラインマガジンonfield:http://www.onfield.net/


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