メールマガジン「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」
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 22号(11月上旬号)

1980年11月上旬号

発行・2002年11月05日

          22年前の「今」をお茶の間感覚で再現
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┃1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね 22号
┃presented by 「道草オンラインマガジンonfield」

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★★☆☆ 1980年11月上旬の「世の中」ダイジェスト ☆☆★★

◎あれだけ支持があったのに

▼プロ野球日本シリーズは第7戦までもつれこみ、広島カープが二年連続日本一に。▼巨人の王貞治選手が、ついに引退。助監督へ。▼西武の野村克也選手が、ついに引退。現役生活は27年間。▼アメリカ大統領選挙がいよいよ決選投票に。ソ連五輪ボイコットであれだけ支持が集まったはずの現職カーター大統領が大敗し、共和党のロナルド・レーガン氏が次期大統領に。▼シャンソン歌手の越路吹雪さんが死去。56歳。

★★☆☆ ニュースかわらばん ☆☆★★(1980年の朝日新聞から)

◎マルサの女、誕生

査察や調査などを行う国税専門官で初めての女性採用がスタート。まずは第一期生として、12倍の難関を突破した32人が合格しました。映画「マルサの女」が封切られるのは1987年。伊丹十三監督が監督デビューするのは1984年ですが、すでにこの記事を見て映画化の夢を募らせていたのでしょうか?

◎冷夏の犯人は

冷夏の影響で、戦後二番目の米凶作となったこの年。気象庁気象研究所の研究官が、5月に起きた「アメリカ・セントヘレンズ山の火山爆発」が犯人だとする説を学会で発表して話題に。火山灰の傘が太陽光を遮断したためだとか。ただし、気象庁の公式発表は「科学的な説明がつけにくい」とのこと。

◎拾った方も辛いところ

この年の4月、トラック運転手が東京・銀座で風呂敷包みに入った一億円を拾得した珍事がありましたが、半年が経過しても落とし主は現れず、11月9日午前0時をもって拾得主に所有権が生じることに。本人は9月に勤務先を辞めて無職の立場。相当ないやがらせなどを受けていたようで、ついにガードマン3人を雇ってボディガードとして貼り付いてもらうことに。もちろんガードマンの費用は自腹で、しめて400万円。
幸福なのか、不幸なのか。

◎やけっぱちの一億円受け取り

同じ話題の続報。期限が過ぎていよいよ一億円の所有権を持つことになった元トラック運転手。「お金の受け取りは来年でもいい」などと報道陣を煙に巻いていたのですが、ジョギング中に急にタクシーに飛び乗り、警視庁の遺失物管理所に直行。記者をまいたつもりの「一億円」受け取りでしたが、そこには記者が待ちかまえていて、一部始終がレポートされる羽目に。隠密行動をとることもできず、相当イライラしたそう。 ちなみに、実際は所得税などをとられて手取りは6700万円だったそう。
あれから20年以上たちますが、人生の収支決算はどうなっているのでしょう。

◎悪質セールス、許しません

消防署員を装って消火器や警報機を押し売りをするなどの「悪質セールス」のトラブルが増えていることから、業界団体の日本訪問販売協会では訪問販売員登録制度をつくり、試験合格者にのみ「IDカード」を発行することに。そんなことより、悪徳業者名を公表する方がよほどいいと思いますけどねえ。
訪問販売って、悪質なものほど「完全歩合制」。夕刻過ぎに訪問販売会社を訪ねると、一つも売れなかった社員が廊下に正座させられていたり、竹刀で恫喝されていたりするんだよねえ……。やけに詳しいなって?

◎ビニ本が摘発に

ビニール袋に包んで中身が見えないようにした、ポルノ写 真だらけの「ビニール本」、略して「ビニ本」がそろそろ流行に。警視庁では、中身がますます「いかがわしくなっている」と判断して、摘発することに。 うーん、懐かしいビニ本。でも写真とモデルさんの質は酷かったよねえ。
W大学に通学しながら、夜中に界隈の零細印刷会社でアルバイトしていた人、けっこういるんじゃない?

◎幸せなカメさんとは?

神奈川県内の商店などで始まった老人割引の運動。何でも、会員証をもった人が対象店で決められた日に買い物をすると、一割引きにしてもらえるそうな。県内では対象店が700店に広がり、ますます発展しそうな勢いだとか。 この運動の名前は「しあわせカメさん運動」。確かにおじいちゃん・おばあちゃんは歩くスピードがゆっくりですけど、それにしても「カメさん」とはねえ。
この運動、今では検索エンジンで一件もヒットしない死語になっていますが、それもそのはず、カメさんは急速に増えましたから。

◎地域限定ヒット曲

ギョーカイ人が夜な夜な酒を飲み、喧嘩も絶えなかったとされる新宿のディープゾーン、ゴールデン街。ここで、常連客のサラリーマンが作詞・作曲した曲「酔いどれブギウギ」が評判に。あれよあれよという間に「レコード化実現委員会」が結成されてカンパを募ったところ、すぐに30万円が集まり、200枚限定のレコードを製作することに。これは貴重品ですねえ。
今でもゴールデン街は存在しますが、なかなか面白い場所ですよ。数年行っていないけど。

◎自転車公害に歯止め?

放置自転車による公害を食い止めるための「自転車置き場整備法案」が議員立法で成立し、来春から施行されることに。総理府は「これで法的裏付けができた」と語っていますが、あんまり効果 がなかったような……。 いわゆるザル法ってやつ?

★★☆☆ 当時のテレビ(とラジオ)欄から ☆☆★★

◎百恵さんの赤いシリーズ最終作

7日(金曜日)夜9時からTBSは、百恵さん引退記念ドラマ「赤い死線」。前後編の2回に分けて放映されたドラマですが、百恵さんはディスコダンサーの役。うーん、全然覚えていないなあ。

◎こんなに人気あったっけ

15日(土曜日)午後4時からフジテレビは、「レイフ・ギャレット・ライブイン東京」生中継。外タレのミュージシャンの公演を地上波で生中継するとは珍しい。 そんなに人気あったっけなあ。

◎ありー?

同じく15日のTBS「料理天国」は、ゲストが橋幸夫さんとザ・ぼんち。橋幸夫さんの物真似をギャグの一つにしていたザ・ぼんちの人気にあやかって?

★★☆☆ なつかし新聞広告 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から)

◎書籍広告のつながり

意図的ではないのでしょうが、わざわざこの2つの広告を並べなくてもいいと思うんだけど。
http://www.onfield.net/melmag/80/1105/1.html

◎プロバイダじゃありません。

so-netじゃありませんよ。違いますからねっ。
http://www.onfield.net/melmag/80/1105/2.html

★★☆☆ ヒットチャート ☆☆★★(民放FMの「歌謡ベストテン」より)

今回は邦楽。11/1付ランキングです。

1 パープル・タウン(八神純子)
2 恋人よ(五輪真弓)
3 さようならの向こう側(山口百恵)
4 人生の空から(松山千春)
5 私はピアノ(高田みづえ)

余談ですが、中島美嘉さんって、五輪真弓さんに似てますよねえ……。

★★☆☆ あの人の「ひとこと」 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から)

◎子育てを語る

「社会というのは、いろんな人で構成されており、蒸留水の中で育てるのも一つの方法でしょうが、いろんな人の中で生きていくのも大切だと思うのです。私たち夫婦も、そういう意味では特別 な育てられ方をされたわけではないし、子どもが自分で道を切り開いていくのも大切なわけで、最初から私立中学に上げようとは思いませんでした」(遠山敦子さん)

えっ、遠山敦子さんって誰かって? 今の文部科学大臣ですよ。当時は文部省国際学術課長。公立中学に入ったばかりの娘さんがいらっしゃったようですね。東大法学部卒業だそうで、絵に描いたような出世ですねえ。

★★★ 「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」22号
★★★  2002/11/05発行     読者数/2,093名(10/15現在)

★★★  発行者:建野友保 (tom@onfield.net)
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