メールマガジン「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」
バックナンバー図書館 05号(2月下旬号)
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1980年2月下旬号 |
発行・2002年02月15日
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22年前の「今」をお茶の間感覚で再現 ★★☆☆ 2月下旬の「世の中」ダイジェスト ☆☆★★ ◎びっくり事件に騒然。 ▼アフガニスタンで政府軍とゲリラの攻防戦が激化。アメリカは「アフガン中立、外国による不干渉」を提案。▼関西の京阪電鉄で、いたずら置き石による脱線事故、72人が重軽傷。▼日本舞踊最大流派の花柳流家元が、花柳幻舟に刺される事件。「家元制度に反対」と。芸能界は騒然。▼アメリカ大統領予備選で、民主党はカーター現大統領、共和党はレーガンに。両者の決戦は11月。▼社会党・公明党などによる連合政権構想に対して、共産党は「右寄り」と批判、対立構図が鮮明に。▼環太平洋合同演習に、日本(海上自衛隊)が初参加。 ★★☆☆ ニュースかわらばん ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) ◎普通の女の子、やめます 1978年4月、「普通の女の子に戻ります」といって解散したキャンディーズの一人、ランちゃんこと、伊藤蘭さんが「女優として芸能界にカムバックします」と復帰宣言。復帰最初の仕事は、映画「ヒポクラテスたち」(大森一樹監督)。この映画はなかなかの名作で、伊藤蘭さんが演技派女優として一気に開眼した作品でしたね。 ◎ロックアーティストの人気投票結果は どちらかといえばミーハー向きのロック雑誌として親しまれていた「ミュージックライフ」誌の恒例・人気投票で、海外グループ部門の1980年度最終結果が発表に。同人気投票では、毎月発表される中間発表で一位だったミュージシャンが最終月に追い抜かれるジンクスがありましたが、今回も同様の結果に。で、ベスト5をお教えしましょう。ちょっと意外な結果に見えますね。 ◎「家庭の日」って何よ 前年秋の総選挙で自民党が公約し、時の大平首相も積極的な発言をしていた新しい休日の案「家庭の日」設置について、法案提出期限が間近に。「何でわざわざ家庭の日を作る必要があるのか」なんて素朴な疑問が党内からも上がる始末で、目の前の参議院選挙対策ではないかとの観測もちらほら。
◎新宿の待ち合わせスポットが近々誕生へ 東京新宿に「テレビビルが誕生する」との記事を発見。ようく見てみると、あのスタジオアルタ。ふうん、三越が建てたビルだったんだ。スタジオアルタで収録する、あの長寿番組が生まれるのは、あと数年先。その前身となる似たようなタイトルの番組は、この年に始まりますよ。 ◎当時の「騒音ワースト5は?」 横浜市の騒音被害者の会が、騒音被害の実態について関東地方を中心にアンケート調査したところ、ワースト5が以下のように判明。
◎キューショク、タベマスカ 横須賀基地内の学校に通うアメリカ人の子供たちが、同市内の小学校を訪れ、一緒に給食を食べる「草の根外交」を実施。白い衣装・マスク姿で配膳する風景や、狭い教室内での食事に、基地の子供たちは目を白黒。金髪の女の子を側で見た日本の男子小学生たちは、大喜びだったそう。 なお、メニューはコッペパン、豚汁、ほうれんそう。脱脂粉乳はないか? ◎高値野菜 群馬県内の白菜産地で、畑に貯蔵してあった白菜500個が一夜にして姿を消すという珍事件。これを報道する記事を引用しますね。「一個1000円という暴騰を呼んでいる白菜が、持ち主の目の届かない畑で眠っているのをねらった悪質な犯行と見て、警察が捜査に乗り出した」 ★★☆☆ 当時のテレビ(とラジオ)欄から ☆☆★★ ◎テクノポップがそろそろ FM東京の夜9時から放送されていた「セレクテッド・アーティスト'80」で、テクノポップを連続して特集。15日夜はイエローマジックオーケストラ(YMO)、22日夜はクラフトワーク……そろそろテクノポップが台頭してきましたね。YMOはこの年、大ブレイクします。ポコピコポコ! ◎珍しい組み合わせ たまには深夜放送の話題を。2/19火曜日深夜1時からニッポン放送は「オールナイトニッポン」で、一部は所ジョージさん、二部は山崎ハコさん。なお、月曜日は中島みゆきさんと糸居五郎さん、水曜日はタモリさん、木曜日は桑田佳祐さんと明石家さんまさん、金曜日は長渕剛さん、土曜日は言うまでもなく笑福亭鶴光さんが担当。 ◎熊殺しウイリー登場 2/27夜7時半からテレビ朝日は、アントニオ猪木の異種格闘技戦。極真会館(総裁は空手バカ一代の大山倍達さん)の空手家で、熊と対戦したこともあるウイリー・ウイリアムスが登場しました。一連のシリーズでは、ピカイチの試合だったような……。
◎新婚プラス1 2/21夜10時半からフジテレビは、30分ドラマの「新婚プラス1」。高岡健二さんと三浦リカさん主演の地味なホームドラマでしたが、案外面白かった。覚えている人、います? ★★☆☆ なつかし新聞広告 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) ◎『とらばーゆ』創刊 転職情報誌『就職情報』(リクルート)から女性求人情報だけを枝分かれさせた『とらばーゆ』(同)が創刊。女性専用が受けたのか、7万部が初日で売り切れ、「どこで売っているのか」と問い合わせが殺到したそうな。 ◎小麦色のキューピー マヨネーズの広告キャンペーン、景品は2種類のキューピー人形。普通の色白キューピーさんと、あらら、小麦色に日焼けしたキューピーさんも一緒ですか。
ちなみに、ライバル会社は「ベティ」グッズのプレゼントで対抗していました。 ◎仮面ライダー大集合 映画版「仮面ライダー」の公開をお知らせする広告に、キャラクター商品の広告も相乗りして、一面ライダーだらけ。「あれ買っておけばよかった」と思う人、多いんでしょうねえ。 ◎ダメおやじが、今度こそ公共広告に えっ? 前々号と同じネタじゃないかって? むふふ、微妙に違うんですよね、これが。 ★★☆☆ あの人の「ひとこと」 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) 「ようやく最初の一里塚を越えた気がする。これも消費者の支持があったればこそで、今一度、気を引き締めて、日本の流通革新の一助を担いたい」(中内功) ……3月末で期末を迎える1979年度の売上が、2月16日時点で一兆円を突破したダイエー。戦後生まれの小売業では初めての偉業でした。消費者の支持を忘れなければ今日のような状況は招かなかったのだけれど。 ★★☆☆ おくやみ ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) ◎直木賞作家、死亡 独自の山岳小説を生み出した作家・新田次郎さんが急死。67歳でした。アルプスが見えるスイスの登山鉄道の小さな駅そばには、新田次郎さん愛用のペンなどを埋めた記念碑が建てられていて、息子で随筆家の藤原正彦さんご夫妻らは度々墓参に訪れているようです。え? やけに詳しいなって? たまたま昨年末に正彦さんをインタビューする機会があったもので……。 ★★★ 「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」05号
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