メールマガジン「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」
バックナンバー図書館 06号(3月上旬号)
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1980年3月上旬号 |
発行・2002年03月04日
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22年前の「今」をお茶の間感覚で再現 ★★☆☆ 3月上旬の「世の中」ダイジェスト ☆☆★★ ◎やんちゃなハマコー「ラスベガスで大博打」が明らかに ▼早稲田大学商学部で入試問題漏洩事件が発覚。不正入学が明らかな受験生の合格取り消しへ。学歴偏重者社会の一断面。▼ロッキード社から金を受け取った小佐野被告が、その金をハマコーこと浜田幸一代議士の借金支払いに充当していたことが判明。借金は、ラスベガスでのカジノとばく。その額、億単位。▼芸能界の話題は山口百恵さん一色に。婚約と共に引退も発表し、大きな波紋を広げる。▼もっぱらワイドショーネタだった「イエスの方舟」事件で、失踪女性からマスコミに手紙と写真届く。いよいよ社会問題化。▼都市銀行6行で、現金自動支払機のオンライン提携が始まる。 ★★☆☆ ニュースかわらばん ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) ◎ゴミから再生紙? 通産省工業技術院は、一般家庭から出る混合ゴミから紙類を取り出し、これをパルプ精製してトイレットペーパーにすることに成功。普及の足かせになるのは「ゴミ製ペーパー」というマイナスイメージと価格だけ、とか。 ◎霞ヶ関が金庫荒らしのカモに 主要官庁の庁舎が建ち並ぶ霞ヶ関で、金庫から現金が盗まれる事件が多発。残業や休日出勤する職員に紛れて侵入したのではないか、と警視庁。 ◎精子銀行から生まれた子供達は ノーベル賞受賞者の精子を知能指数の高い女性に人工授精させて、未来の秀才を生み出そうとする「精子銀行」の試みが明るみに出て、全米で話題に。この銀行、コンクリート製住宅の地下に設けられた、文字通り「地下」の商売。年内には、第一号の「秀才?」が生まれるのだとか。
◎形状記憶合金の大元は 東北大学の研究所が、特殊な合金を利用した「省エネ型エンジン」の開発に成功。お湯をかければ縮み、水をかけると伸びる性質を利用し、コイルバネ状に加工することで動力を得ようという試みでした。 ◎コーラで消えるインク? 政府軍とゲリラの衝突が続くローデシア(今のジンバウエ)で、総選挙を実施。一度投票に行くと、一週間は消えないインクが手に塗られるので二重投票はできないという仕組みだが、黒人記者が「コーラで洗うとインクは消える」と発言したので大きな波紋に。選挙権があるのは18歳以上だが、それを識別する方法も確立しておらず、フケ顔の子供達が投票に駆り出されるなど、問題だらけ。
◎「大ピ連」のアピール 「肥満者への差別をなくそう」を旗印に、大日本肥満者連盟(大ピ連)が、肥満者のイメージアップに功績があった人を表彰。表彰されたのは、ブルースの女王・淡谷のり子さん、ドカベンこと香川伸行選手、女優・京塚昌子さん、マンガの主人公・タブチくん、同じくドラえもん、ゴダイゴのミッキー・吉野さんの6人(?)。 ◎珍商品登場 アメリカ生まれの「ジョガーズ・ウォーター・ベルト」が日本に登場。この製品、走りながら水が飲めるのが売りで、ベルト部分に液体を入れておき、チューブで液体をチューチュー吸うという原始的な代物。「アメリカで人気の商品」と輸入元は言うけれど……。 ◎どろんこ美容の元祖? 3/6夕刊の第1面で、ルーマニアの黒海沿岸リゾート地で繁盛している「泥の治療」に関するルポ記事を発見。神経痛に効くと評判で、世界中から治療目的でやってくるのだとか。 ◎ついに引退・結婚へ 3/7(金曜日)、都内のホテルで山口百恵さんと三浦友和さんが記者会見。11/19に結婚することと、百恵さんが10/15限りで引退することを発表しました。この一週間ほど前から、女性週刊誌などで、高輪にマンションを購入した、引退・結婚のシナリオがある、などのスッパ抜き記事がありました。この正式発表から半年間は「百恵フィーバー」に。 ◎手作りダウン この冬、防寒具として一気に流行したのはダウンジャケット。そこで、ダウンジャケットの手作りキットが登場。パーツが細かく分かれ、マニュアルは英文。ミシンを使わないとできない上級者用の代物でした。 ◎ペプシの「当たり」に違法の判断 コカ・コーラを追撃するため、前年6月から大々的なキャンペーンを繰り広げてきたペプシ。王冠ウラに「当たり」を印刷した景品キャンペーンで、主な景品には、「ヒット賞(スーパーマンの写真付きビニールケース)」、「現金千円」、「もう一本」などがありました。景品表示法に定められた景品総額を大幅に上回るキャンペーンだとの判断で、公正取引委員会が排除命令を出すことに。もっとも、ペプシ側は既に自主判断でキャンペーンを中止していましたが。
◎花粉症の黎明期 アレルギー性の鼻炎にかかる人が増え始め、結成一年になる患者団体「鼻アレルギー友の会」の活動に注目が。当時はまだ一般的ではない病気で、職場では「怠け病だ」と言われ、医者からは「単なる目の疲れかカゼ」と診断される時代でした。
★★☆☆ 当時のテレビ(とラジオ)欄から ☆☆★★ ◎土曜の夜のイリュージョン 3/1夜7時半から日本テレビは「土曜スペシャル」で、「地球を征服する魔術師!デビッド・カパーフィルドの奇跡!!」。番組欄に掲載された氏の写真の若いこと。引田天功さん亡き後の目玉として売りだそうって魂胆ですかな。 ◎ヒゲダンス登場 3/14夜8時からフジテレビは「ビッグベストテン」。この日の売りは、加藤茶と志村けんの「ヒゲダンス」。この頃、大受けしていましたね。ちなみに、「ザ・ベストテン」(TBS)の向こうを張って始まったこの番組は、3月で終了に。 ◎愛の街から 日曜日の朝10時からFM東京&大阪は「愛の街から」。恋愛モノのラジオドラマでしたが、個人的にとても印象的な番組でした。新聞の番組欄には出演者として久富惟晴さんの名前しかありませんが、相手役は萩尾みどりさん、でしたよね。当メルマガ読者からの投稿によると、萩尾みどりさんの役名は、ライミーだったとか。よく覚えていますねー。 ★★☆☆ なつかし新聞広告 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) ◎スペクトラムが宣伝したステレオ アース・ウインド&ファイヤーを模したような、派手な宇宙系衣装を身にまとい、ホーンセクションを盛り込んだロックを聞かせてくれたスペクトラム。たった2年で解散しましたが、彼らが出演していたのがこのステレオのコマーシャル。新聞広告にも、ちっちゃくイラストで。
◎汗をかけ、成り上がれ、ビッグになれ あの人のドキュメント映画が間もなく公開。そこんとこ、よろしく。 ◎とんがってた「クロワッサン」 特集「結婚幻想は消えたか」、「職場での女性差別を考える」、「80年代の望ましい女性像」などの記事が目立つ、女の新聞「クロワッサン」。次の号では「女と男、どちらが優秀か」の大特集でした。 ★★☆☆ あの人の「ひとこと」 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) 「ファッションをつくるより、着る物をつくるんだと思って、きれ地をつくるところから神経を配ってやってきた。うるさいほどテストを重ね、ボタン一つつけるにも慎重にやってきたのだが……。これは僕たちのミス。まだプロではなかったと言えるかもしれません」(三宅一生さん) ファッションデザイナー・三宅一生さんがパリで発表し、これを輸入販売していた毛皮に欠陥が見つかり、三宅さんが苦渋のコメント。商品はすぐさま回収したそうで、とても誠意の感じられる談話ですよね。見出しは「世界の三宅」一生の不覚。見出しを担当する整理部記者は「してやったり」でしょうね。 ★★★ 「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」06号
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