メールマガジン「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」
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 13号(6月下旬号)

1980年6月下旬号

発行・2002年06月18日

          22年前の「今」をお茶の間感覚で再現
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┃1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね 13号
┃presented by 「道草オンラインマガジンonfield」

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★★☆☆ 6月下旬の「世の中」ダイジェスト ☆☆★★

◎結果は自民党の大勝利に

▼保革逆転か?とも思われた衆参同時選挙、22日に投票が行われ、結局は自民党の圧勝に。自民党はさっそく、次期総裁の椅子をめぐって水面下で駆け引き。▼カズノコ買い占めで一儲けを企み、失敗して倒産、お金を持ち逃げしていた元社長が逮捕に。▼アフガニスタンに侵攻していたソ連軍が、一部撤退を開始。アメリカは全面撤退を要求。▼群発地震が続いていた伊豆半島東方沖を震源地に、マグニチュード6.7の強い地震。伊豆半島などで震度5、東京などで震度4を記録。東海沖地震への心配、高まる。

★★☆☆ ニュースかわらばん ☆☆★★(1980年の朝日新聞から)

◎オフィスでコーヒーが飲める時代

大きめのコーヒーメーカーを企業に貸し出し、コーヒー豆や砂糖・ミルクなど「消耗品」を定期的に届けるオフィスコーヒーサービスが東京でお目見え。オフィスでもレギュラーコーヒーが飲みたいという会社員に評判も上々だそうで。 この商売を始めたのは、大手フランチャイズ加盟店でもあったダイオーズ。きめ細かなアフターサービスが必要なため、アメリカでは一度参入した大手が撤退したという難しい商売。この分野ではパイオニアでしょうね。

◎日本が作ったISO

「地震や火事が発生したとき、子供や外国人でも一目でそれとわかるような図案にしよう」ということで、「非常口」を示す統一デザイン案をめぐる国際会議が開かれることに。これまでは西ドイツ案が優勢でしたが、これに殴り込みをかけたのが日本案。消防庁での実証比較テストで視認性の良さに確証を得て、国際会議での採用決定に期待しているそうな。
実は、今みんなが目にしている非常口の誘導灯マークは、最終的に採用された日本案なんですよ。「プロジェクトX」風に言えば、「崖っぷちから起死回生の大逆転(by田口トモロヲ)」って感じ。この国際会議を開いたのは、国際標準化機構、すなわちISO。ヨーロッパから押しつけられたように見えるISOにも、日本のノウハウが入っていたんですね。これ、意外と知られていません。

◎あったあった、参議院全国区

昔の参議院選挙といえば、何と言っても全国区が注目の的。結果が見え見えの地方区よりも興味深かったですね。 22日に投票された今回の参院選挙、トップ当選は市川房枝さんで、これに続いたのが青島幸男さん、鳩山威一郎さん、宮田輝さん、中山千夏さん……。元都知事の美濃部さんも国会議員に初当選しました。ちなみに、「七転び八起き」のあの方は、やっぱり落選です。

◎世代交代した暴走族

1978年の道路交通法改正で危険な集団走行を禁止して以降、なりを潜めていた暴走族が、東京を中心に復活し、早々と各地で轟音をふりまいているそうな。今度の暴走族は低年齢化が特徴で、年齢層の主力は16・17歳。駐車中のクルマからガソリンを抜き出したり、凶器を片手に走り回るなど、過激化しているのも特徴だそうで。 暴走族関係の話題として、以前、読者の「た〜むぅ」さんからお便りをいただいていました。
「当時“お下劣改造カー”が千葉〜茨城エリアでよく出没し、ペタペタ(車高短)のガタガタ(サス無し)のブクブク(オーバーフェンダー)のクルマが轟音を撒いてトロトロと徘徊していました。単に“目立つ”ことだけが目的の、とてもわかりやすいものでした」
1978年に道交法が改正されたのは、76年に神戸のお祭りで暴走族が暴れたため。今もなくなりませんよねー。

◎暴走族の被害、百恵さんと友和さんにも

最後の引退映画『古都』(監督・市川昆)を撮影中、結婚間近の山口百恵さんと三浦友和さん2人が乗った車を暴走族のバイク30台が取り囲み、前をふさいだり、ガラスを叩いたりと、あわやの事態が。 2人も驚いたでしょうが、偶然2人の車を見つけた暴走族も驚いたでしょうね。

◎デジタルオーディオも規格争いへ

ソニーとフィリップス社が共同で、「新方式のレコード」となるデジタル・オーディオ・ディスク(DAD)を共同開発。西ドイツの会社が提案している針式、日本ビクターが提案している静電容量方式(AHD式)とあわせて、3方式が出そろい、規格の主導権争いへ。
結局は、ソニー&フィリップスのDADが「コンパクト・ディスク(CD)」の名称で統一規格化されたわけですが、音楽ソフトがビデオの二の舞にならなくて本当に良かったですねえ。

◎20年ぶり小型タクシー復活

東京都内(区部)に、法人のタクシーでは20年ぶりに小型タクシーが復活することに。個人タクシーでは数十台あったものの、中型タクシーよりも売り上げが少なくなるため、法人タクシー会社では避けられていたもの。このほど、利用者の要望と省エネをはかる目的で復活したのだとか。車種によって燃費はさまざまですけどねー。

◎ワタシ、ノーネクタイネ

省エネが重要政策となっている日本に駐在しているのだからと、オーストラリア大使館(東京・三田)では職員が半袖・ノーネクタイ・背広なしで通しているのだとか。気温が28度以上にならないとクーラーをつけず、部屋の電気も半分は消すなど、電力消費を徹底して下げる工夫。
一方、前年に省エネルックを提案した通産省の職員は、相変わらず普通の背広・ネクタイ・長袖シャツ姿だそうで……。

◎日米大学野球、日本の活躍選手は

アメリカのオマハ(ネブラスカ州)で行われていた第9回日米大学野球選手権大会、敵地での試合とはいえ、日本は1勝4敗で負けが決定。第3試合では、1イニングで10点も取られるなど散々な内容でした。その中で一人気を吐いたのは、原辰徳(東海大学)選手。5試合目までの段階では、日米全選手のなかで最高打率を叩きだしていました。あと20年遅かったら、大リーグ入りしていたかも? それにしても、今は巨人の監督を務めている原さん、22年前はまだプロ野球選手にもなってなかったのね。

◎人気のスーパーマーケット、待遇で採用優位に?

スーパーマーケットがめちゃ元気だったこの時代。当時、業界4位だったジャスコ(現イオン)は、全国を5ブロックに分け、本人が志望しない限り、他ブロックへの転勤を強制しない人事制度を採用へ。 「転勤イヤ派」の学生に配慮し、業界他社に流れがちな学生の取り込みをねらったもの、と思われます。この制度、今も継続しているのかしらん?

★★☆☆ 当時のテレビ(とラジオ)欄から ☆☆★★

◎悩殺番組?

6/30夜9時から東京12チャンネルは「ミラクルガール」。由美かおるさん、水原ゆう紀さん、日向明子さん、樹れい子さんらの出演。内容は覚えていませんが、うーん、お色気路線ですね、きっと。

★★☆☆ なつかし新聞広告 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から)

◎名前が決まりました

前々号で名前募集の広告をお見せした、富士通の日本初のワープロ。OA SYSTEMだから「OASYS(TEM)=オアシス」になったのですね。
http://www.onfield.net/melmag/80/0618/1.html

◎まだ健在? コーラの瓶

確か、瓶入り飲料が破裂する事故があったせいだと思いますが、コーラの瓶は大切に扱ってね、という広告。瓶入りコーラって、缶入りよりも美味しかったよなあ。
http://www.onfield.net/melmag/80/0618/2.html

★★☆☆ ヒットチャート ☆☆★★(民放FMの「ポップスベストテン」より)

今回は洋楽。6/28付ランキングです。

1 セイブ・ミー(クイーン)
2 ガラスのニューヨーク(ビリー・ジョエル)
3 ウォーキング・オン・ザ・ムーン(ポリス)
4 風立ちぬ(クリストファー・クロス)
5 コール・ミー(ブロンディ)

圏外には、ボズ・スキャグスやエアサプライなども。うーん、アダルト。

★★☆☆ あの人の「ひとこと」 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から)

◎学生出身、自主製作映画の旗手

「退路を断って映画を撮るという悲愴感は嫌いだが、少なくとも映画が終わってもまた戻れる学生生活がなくなったのは事実。今度はなんか、やめるわけにはいかない、という思いはある」(大森一樹さん)

学生時代から8ミリカメラを回し、25歳にして松竹映画『オレンジロード急行』でプロの脚本家・監督デビューを果たした大森さん。新作『ヒポクラテスたち』が公開間近でした。この新作、元・キャンディーズの伊藤蘭さんの復帰で話題となった映画で、若き内藤剛志さんや斉藤洋介さんも出演。かなりの名作ですよ。

★★★ 「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」13号
★★★  2002/6/18発行     読者数/2,044名(6/4現在)

★★★  発行者:建野友保 (tom@onfield.net)
★★★  道草オンラインマガジンonfield:
http://www.onfield.net/


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