メールマガジン「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」
バックナンバー図書館 14号(7月上旬号)
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1980年7月上旬号 |
発行・2002年07月02日
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22年前の「今」をお茶の間感覚で再現 ★★☆☆ 1980年7月上旬の「世の中」ダイジェスト ☆☆★★ ◎次期総裁争いに入った自民党 ▼日中友好の橋渡し役で1972年に来日していたパンダ、前年のランランに続き、カンカンも息を引き取る。▼圧勝に終わった衆参同時選挙を受けて、自民党内では次期総裁選びが進行。中曽根さん、河本さんなどが総裁選挙の準備を進めていたものの、水面下の調整で鈴木善幸さんに白羽の矢。知名度のない総裁候補に、巷では「誰それ?」。▼平均寿命、男性はアイスランドを抜いて世界一、女性は世界二位に。▼若い女性たちを連れて行方をくらまし、「昭和の神隠し」ともいわれた「イエスの方舟」の教祖が逮捕、体調不良でただちに入院へ。▼牛丼の吉野家が倒産、外食産業の進展に暗い影を落とす。 ★★☆☆ ニュースかわらばん ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) ◎酒類の「正体」暴露? 公正取引委員会は、「正体不明の酒類の中身を消費者にわかりやすく表示するよう」原材料の表示を指導。第一弾はビールで、7月1日から表示の徹底を開始するとのこと。これまでは、材料に何を使っているのかは企業秘密だ、との考え方が一般的でしたが、ようやく消費者サイドに立った情報開示が始まりました。
◎パチンコ店、苦戦の理由は? 開店3周年を迎えた、東京・青梅の某パチンコ店。店内での滞在時間は客一人平均4時間あるものの、収益率は悪く、このままではやっていけないのだそう。パチンコは儲かるはずなのに、どうして?
その理由は、全国でも珍しい「お座敷パチンコ店」だから。お茶の間の雰囲気で楽しめる店があってもいいじゃないかと社長が発案し、畳敷きに腰掛けながら台に向かうという趣向の店でした。 ◎マッキントッシュと東レの意外な関係 1976年に創業し、79年には約1億ドルの売上規模に急成長してきたアップル・コンピュータが、日本国内でのパソコン販売について東レと販売業務提携を締結した、との発表。そうか、繊維メーカーがMacを売った時期もあったんだ。10年近いMacユーザーですが、初耳の情報でした。 ◎これでお値頃? 銀座のレストランが、輸入肉を使った格安のステーキを提供することに。何でも、オーストラリア大使館に直々にかけあい、大使館で使用するはずの牛肉を提供してもらったものだとか。で、そのお値段は、200gステーキで2千円。うーむ、格安かなあ。 ◎性の低年齢化、始まる 人工中絶が全般的に年々減っているなかで、未成年の人工中絶がグイッと右肩上がりに激増していることが、厚生省の調べで判明。15〜19歳までのすべての女性1000人中4.3人が中絶している計算になるが、実際には届け出されていない例も多く、実態を表す数字ではないそう。
◎ジュニア小説に関する「読者の声」 新聞読者からの投書コーナーで、『小説ジュニア』に掲載された女子高生売春のノンフィクションレポートに、同年代の女性から「異議あり」の投書が。「売春なんて口に出すのもはばかれる」「それが少女小説の雑誌に掲載されていていいのか」と。 うーむ、時代を感じます。 ◎ダウンタウン・ブギウギ・バンドの変身 宇崎竜童さん率いるDTBWBが、「1980年1月1日をもってレパートリーを全部放棄する」と宣言したのは前年の末。明けてこの年のコンサートでは、すべて新曲という異例の構成で突っぱね、観客を戸惑わせているとか。 ◎ウインブルドンの覇者 第94回ウインブルドン全英オープンテニス選手権大会の決勝は、フルセット(5セット)までもつれこみ、熱闘4時間の末、ビョルン・ボルグがジョン・マッケンローを下して、大会5連覇。歴史的な名勝負に、拍手はなりやまなかったそう。
◎コレクトコール、間もなく 着信者が電話料金を払う「コレクトコール」サービスが8月1日からお目見え。このサービス、今はどの程度使われているんでしょうね。 あなたの会社にもいませんか、出張先からコレクトコールで電話をかけてきて、「ケチねえ」と陰口叩かれている人。 ◎ドカベン、でっかいデビュー 開幕以来、二軍でプロ生活を始めていた、ドカベンこと香川選手(南海ホークス)、二軍で「三冠王」の実力ぶりが評価されて、一軍に登録。さっそく起用されたドカベンは一軍初打席で、いきなりホームラン。しかも場外への特大ホームランでした。 ◎ビール売れすぎ? 猛暑と食習慣の変化で、ビールの需要が急増している中国の北京。ビール工場は「北京ビール」と「五星ビール」の2つがあるが、能力限界までフル稼働しても需要に追いつけないそう。商店ではたった2時間で売り切れる状態で、店主と客が押し問答をして、殺気立つ場面もチラホラあるそうな。北京市当局は、生産能力の高い第3の工場を作り、余剰分を輸出に回す皮算用だそうで。 ◎よくわからない調査 故・大平首相の諮問機関が、若者の意識調査に関する報告書を伊東首相臨時代理に提出。これによると、若い世代のなかで、日本の伝統文化への回帰が見られるとの報告。これって本当かなあ。単に、保守的・安定志向になっただけって感じもするけれど……。 ◎ガソリンスタンドで古新聞交換 東京の福生市あたりから、「古新聞とガソリンを交換します」と看板を上げるガソリンスタンドが続々誕生。ほぼ一ヶ月分の朝夕刊でガソリン1リットルと交換できるそうですが、消防署は「燃えやすい紙をガソリンスタンドがストックするとは」と苦虫。 「ちり紙交換」流行を当て込んだこの商法、要するに過当競争気味になったガソリンスタンドの、単なる人気集めだったようですね。 ★★☆☆ 当時のテレビ(とラジオ)欄から ☆☆★★ ◎元祖・合コン 男子大学生と女子大学生が各5人でお見合いする「フィーリングカップル5対5」が人気だった「プロポーズ大作戦」。7/15の放映分は帯広畜産大学と神戸女学院大学。これに出演した方、いますか? ★★☆☆ なつかし新聞広告 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) ◎カラオケといえば演歌の時代 テイチクのカラオケテープ集。ちなみに左側の商品はカートリッジテープ、要するに8トラのテープでしょうか? カラオケボックスもなかったこの頃、スナックのカラオケでロック系の曲を歌うと、珍しがられ(煙たがられ)ましたねえ。 ◎あった、あった、こういう炊飯器 セパレート式炊飯器。まだ使っている人、いる? ◎すごい宣伝だなあ 琴の名手・春琴と、下男・佐助の恋愛映画ですが、あくまでもこの2人の恋愛物語になるわけですね。あと3ヶ月で引退かあ。 ★★☆☆ ヒットチャート ☆☆★★(民放FMの「歌謡ベストテン」より) 今回は邦楽。7/12付ランキングです。 1 ダンシング・オールナイト(もんた&ブラザーズ) 6位以下では、「別れても好きな人」(ロス・インディオス&シルビア)、「哀愁でいと」(田原俊彦)がチャートイン。そろそろ、たのきんブームが……。 ★★☆☆ あの人の「ひとこと」 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) ◎ありがたいお話 「次の総理には、人間観、世界観の深い、哲学をもっている人になってほしいね。人間とは何ぞや、という根本から問題を考えられる人でないといけません。表面の利害だけでものごとを決めるような人はあきまへん」(松下幸之助さん) 松下政経塾を開いて3ヶ月、85歳にしてますます意気軒昂な、経営の神様・松下幸之助さん。この頃、問題になっていた自民党の派閥解消については、人間が50人寄ったら派閥ができるのが人間の本性、問題は喧嘩しないことだ、要は派閥を悪用せず善用すればいいのだ……と自説を展開。最近、こういう哲学をしゃべる経営者が少ないのはどうして? ★★★ 「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」14号
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