メールマガジン「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」
バックナンバー図書館 16号(8月上旬号)
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1980年8月上旬号 |
発行・2002年08月06日
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22年前の「今」をお茶の間感覚で再現 ★★☆☆ 1980年8月上旬の「世の中」ダイジェスト ☆☆★★ ◎金大中さんが死刑? ▼韓国の戒厳令司令部が、民主化を先導した金大中さん(元大統領候補)を内乱陰謀容疑で逮捕、死刑にされるのではないか、との憶測広がる。日本では日比谷公園に1万5千人が集まって救援集会を開催、アメリカ政府も韓国軍部に対して自重するよう強硬通告を。▼鈴木首相をはじめ17閣僚が靖国神社を参拝、波紋を広げる。▼高校野球、夏の甲子園が開幕。荒木大輔選手、愛甲猛選手らに注目集まる。 ★★☆☆ ニュースかわらばん ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) ◎郵便事業赤字の理由は 郵政省が、1979年度の郵便事業収支決算をまとめて大蔵省に提出。これによると、「料金の高い封書より安いハガキの利用が大きく増加したため」、単年度で256億円の赤字だとか。 ◎身障者急増の理由は 厚生省が発表した調査結果によれば、在宅の身体障害者数が10年前に比べて5割以上も増え、197万人になったとか。とくに先天性の障害者が3倍近く増えており、公害などの環境悪化が主な原因では、と新聞は分析。 ◎喜んでいるのはプロデューサー? 映画公開を翌日に控え、東京・新宿の繁華街で野宿しながら行列に並んでいるのは高校生たち、その数300人。先頭の人はすでに3日目だそう。彼らが封切りを心待ちにしているのは、アニメ映画の「ヤマトよ永遠に」。映画館側の配慮で、封切り日には朝5時から一回目の上映をするのだとか。
笑いが止まらないのは、松本零士さん……ではなくて、西崎義展プロデューサーでしょうね。 ◎鈴木センセイの仕業ですか? この年の10月に行う国勢調査のポスター。日本地図が投影された卵がメインビジュアルでしたが、この日本地図に北方領土が描かれていないことが問題になり、総理府はあわてて回収する騒ぎに。なお、印刷直しはせずに、北方領土の部分だけシールを貼って補うのだとか。刷り直した方が、安くつくと思うんですけどねー。 ◎ウォシュレットいよいよ誕生 洋式の便座を団地に普及させた住宅公団が、今度は温水洗浄の便座導入に向けて検討を進めている、との記事を発見。調べてみると、この年の6月にTOTOが「ウォシュレット」を発売開始していますね。同社の社史によれば、温水洗浄便座の考え方そのものは古くからあり、これを同社が実用化にこぎ着けた模様。 アメリカに団地があれば、向こうでも普及したのかも。 ◎農家の嫁不足 「お嫁さんを世話してあげましょう」と持ち込み、お嫁さん候補への手みやげ代として現金をだまし取っていた男が御用に。独身男性がいる家を聞き出し、いきなり訪問して話を持ち込むという単純な手口でしたが、騙されたのは農家43軒。合計で100万円をくすねたそうな。
◎竹の子族が逮捕に 派手な衣装をつけて原宿の街頭で踊っていた「竹の子族」の14人が、スリや恐喝の容疑で逮捕に。彼女たちのグループ名は「ドラエモン」「レディス新橋」など。どこかしら、愛らしい名前ですね。 ◎青年の船 船上で研修や団体生活を繰り返し、諸外国の青年と交流を深める目的で1967年から始まった「青年の船」。翌年1月に出発する船の参加者募集で、身体障害者たち6人が選考もれとなって問題に。参加者を決定する総理府は「船内での事故が心配だから」と「思いやり」を強調。余計なお世話ともいえますね。 ◎くすぶっては消える「サマータイム」 昼の日照時間が長い夏場に、時計を一時間早め、比較的涼しい時間帯から活動できるように、と考えられたサマータイム制度。省エネブームが吹き荒れたこの年にも、翌年5月からの導入が検討されましたが、結局見送りに。世論調査で賛否が分かれ、まだ時期尚早という判断でした。 ◎横行するキャッチバー 新宿歌舞伎町のキャッチバーで、精算時に法外な金を要求された大学生が、店から逃げようとしてビル3階から転落して死亡する事故が。「1セット2000円、ビールのみ放題」というふれこみだったこのお店、実はサラミが6000円、コークハイ(ウイスキーのコーラ割り)が2杯で8000円というとんでもないお値段でした。 ★★☆☆ 当時のテレビ(とラジオ)欄から ☆☆★★ ◎大好評、シルクロード 8/4夜8時からNHKは、「NHK特集 シルクロード」。4月から放映が開始され、大ブームとなったこの番組、この日は2000年前の遺跡から女性のミイラが。あれれ、2002年の今週日曜日に放映された「シルクロード」と似たような話だな……。 シンセサイザー音楽は、冨田勲さんから、そろそろ喜多郎さんへ。 ★★☆☆ なつかし新聞広告 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) ◎そういえば主婦……だったですね 良くも悪くも、生活感の少ない女優さんですねえ。当時、結婚したばかりでした。 ◎どうも気になるこの広告 住宅メーカーの広告ですが、この薄暗い感じが、どうも引っかかる。
この頃から間取りに「応接間」がなくなっていくのでしょうか? ◎ドカベン競演 一軍初打席をホームランで飾ったドカベンと、元祖ドカベンの競演広告。新聞見開きでした。 ★★☆☆ ヒットチャート ☆☆★★(民放FMの「歌謡ベストテン」より) 今回は邦楽。8/9付ランキングです。 1 恋の綱わたり(中村晃子) 松田聖子さんの「青い珊瑚礁」が10位にチャートイン。 ★★☆☆ あの人の「ひとこと」 ☆☆★★(1980年の朝日新聞から) ◎月見草のつぶやき 「3000メートルの山の頂上を極めたという感じですね。2500メートルあたりからが長かった。(中略)基本的には両親からいただいた体。しかし、それだけでは長い間野球はできない。(中略)一言で言えば意思の力だと思いますね。野球が好きだし、この道以外生きる道なし、の気持ちでやってきました」(野村克也さん) 8/1の対南海戦で現役27年目にして3000試合出場を果たした、当時西武ライオンズ所属の野村さん。45歳で現役の捕手でした。その後奥様が起こした一件はともかく、偉大な記録には素直に拍手を贈りたいところです。野村さんは、この年いよいよ現役引退へ。 ★★★ 「1980年にタイムマシンで飛んでいけたら楽しいね」16号
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